頑張り屋さんほど睡眠を削る?本当に増やしたい「時間」とは
2026/09/15
「もっと頑張りたい」
「やることが終わらない」
「時間が足りない」
そんなとき、何を削りますか?
仕事や勉強を頑張っている人ほど、「あと1時間だけ寝るのを遅くしよう」と、睡眠時間を削ってしまうことがあると思います。
僕自身も、まさにそうでした。
僕も「寝る時間がもったいない」と思っていました
僕は過去に、仕事を掛け持ちしながら生活していた時期があります。
やらないといけないことがたくさんある。
でも、1日は24時間しかない。
だったら、「寝る時間を減らせば、使える時間が増える」。
そう考えていました。
その結果、一時期は1日2〜3時間ほどしか眠らない生活をしていました。
当時の僕にとって、睡眠は身体を休める大切な時間というより、「何もできない時間」に近かったのだと思います。
1時間睡眠を削れば、1時間仕事ができる。
2時間削れば、2時間増える。
計算上は、その通りです。
だから、頑張れば頑張るほど睡眠を削っていました。
でも今振り返ると、大事な視点が完全に抜けていました。
睡眠を削って「時間」は増えた。でも…
例えば、睡眠を7時間から5時間に減らしたとします。
単純に考えれば、自由に使える時間が2時間増えます。
これは間違いではありません。
でも、本当に考えたいのはその先です。
2時間増えた代わりに、
・翌日の集中力が続かない
・頭が回らない
・仕事にいつもより時間がかかる
・判断が鈍る
・ミスが増える
・疲れているから、帰宅後も何もする気になれない
そんな状態になっていたらどうでしょうか。
「起きている時間」は増えたけれど、「使える時間」は本当に増えたのでしょうか?
僕自身、当時はここまで考えられていませんでした。
大切なのは「睡眠時間」だけを見ることではない
睡眠について話をすると、
「7時間寝たら7時間もなくなる」
「そんなに寝ていたら仕事する時間がない」
と言われることがあります。
その気持ちは、僕も経験しているのでよく分かります。
だからこそ僕は、睡眠時間だけを切り取って考えないでほしいと思っています。
睡眠は、寝ている時間だけの話ではありません。
その後に続く、起きている時間をどう過ごせるかにも繋がっています。
1日の中で睡眠が7時間なら、残りは17時間。
睡眠を2時間削って5時間にすれば、起きている時間は19時間になります。
でも、19時間ずっと低いパフォーマンスで過ごすのか。
それとも、17時間をより良い状態で過ごすのか。
考えたいのは、こっちだと思っています。
「長く起きていること」と「たくさんできること」は同じではない
これは、仕事だけではありません。
仕事を早く終わらせる
家族と過ごす
趣味を楽しむ
運動する
勉強する
友人と話す
何をするにしても、その時間の自分の状態は大切です。
だから、「何時間起きていられるか」ではなく、「起きている時間をどんな状態で過ごしたいか」という視点を持ってほしいと思っています。
睡眠時間を削ると、確かに時計上の時間は増えます。
でも僕たちが本当に欲しいのは、起きている時間そのものではなく、その時間でやりたいことができる状態なのではないでしょうか。
頑張るために、睡眠を削っている人へ
僕自身、2〜3時間睡眠だった当時は、頑張りたくて睡眠を削っていました。
サボりたかったわけではありません。
むしろ、逆です。
もっと仕事をしたかった
もっと時間が欲しかった
もっと頑張りたかった
だからこそ睡眠を削っていました。
今でも、
「仕事が忙しいから仕方ない」
「今だけだから」
「寝る時間を削らないと終わらない」
と思っている人はたくさんいると思います。
そんな人に、「ちゃんと寝ましょう」だけを伝えても、なかなか響かないと思っています。
僕が伝えたいのは、その睡眠を削って増やした1時間と、その影響を受ける残りの時間。
どちらを大切にしたいですか?ということです。
睡眠は「時間を奪うもの」ではない
昔の僕は、「睡眠=使える時間を減らすもの」だと思っていました。
でも今は違います。
睡眠は、【起きている時間をより良くするための時間】だと考えています。
もちろん、毎日理想通りに眠れるわけではありません。
仕事や育児、家庭の事情などで、どうしても睡眠時間が短くなる日もあります。
だから、完璧な睡眠を目指す必要はありません。
ただ、「時間が足りないから、とりあえず睡眠を削ろう」となったときに、一度だけ考えてみてほしい。
本当に増やしたいのは「起きている時間」なのか。
それとも、起きている時間の中で、できることを増やしたいのか。
似ているようで、この2つは違います。
頑張りたい人にこそ、睡眠を後回しにしてほしくない。
僕自身の過去の経験があるからこそ、そう思っています。
睡眠は人生への投資です。
眠っている時間だけではなく、その先にある起きている時間をより良くするために。
僕はこれからも、そんな視点から睡眠について伝えていきたいと思っています。
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